時代に逆行してトイカメラが流行る理由
トイカメラは安価な材料から作られたカメラで、主な材料は合成樹脂などです。中国製、ロシア製と言ったように海外製品が多いのもトイカメラの特徴です。映り方としては歪みやボケなどが生じるのが特徴で通常のスナップ撮影などには向いていません。カメラの機能だけで言えば一眼レフにはるか及ばないのはもちろんデジタルカメラよりも歪みもボケも生じます。つまり、時代の最先端のカメラではないということです。
そんなトイカメラですが以前は一部の芸術家、カメラマンの間で愛好されていました。芸術としてトイカメラで撮影した写真を公開している方もいて、独特の風合いを愛する人はそれなりにはいましたが全体から見ると需要が多かったわけではありません。ですがここ数年のカメラ女子ブームではポラロイドカメラと同じくらいトイカメラが人気です。もちろん歪み、ボケといった独特の世界観に興味を持っている方も多いですがそれ以上に形に惹かれたという方が多いようです。
トイカメラは安価な材料で作るため様々な形を取ってもそれほど材料費はかさみません。そのため、最近ではチョコレート型、アイスクリームのような形など女子にはたまらなく可愛いと思われるようなデザインのトイカメラが多数販売されています。色合いも一般のカメラは黒が多いですがコンパクトデジタルカメラのようにオレンジや青、ピンクなど多彩な色で個性を表現することが出来ます。
見た目が可愛いというのは女性にとってはカメラに限らずとも欠かせないものです。写真を撮るのが好きというよりは可愛いカメラを所蔵したいという思いのほうが強い女性も少なからずいるでしょう。そういったときに手軽で可愛く、味のある写真が取れるという理由でトイカメラの人気が出たようです。

