スリット・カメラがコンマ1秒すらも見逃さない仕組み

スリット・カメラは連続的な撮影が可能です。通常は連続的な撮影はやがて動画になりますがスリット・カメラの場合はあくまで静止画の状態を取った上での連続的撮影です。静止画で連続撮影をするメリットは芸術的に利用する方もいますが多くの場合は着順判定という部分があります。着順とは公営競技や自転車競技などの際の着順をしっかりと映すということです。

自転車競技の例を見るとよくわかりますが、本当にコンマ1秒の差で優勝と2位が分かれてしまいます。もちろん、2位、3位なども同様で大きく引き離されることよりも連続して何人もの人がゴールにたどり着くことが多い競技といえます。すると人の目の反応だけでは当然追いきることが出来ませんし、普通のカメラではコンマ1秒までも写し取ることは出来ません。ですがスリット・カメラであればそれは可能です。

スリット・カメラがこのような機能を持っているのはスリットという隙間のおかげです。カメラのレンズとフィルムの間にスリットはあります。スリット部分のみに被写体が映ることで背景などに関わらず被写体のみをはっきりと移動速度に合わせて撮ることが出来ます。フィルムが動いてスリット・カメラを動かすタイプとスリット部分が移動してスリット・カメラを動かすタイプがあります。着順判定のときにはゴールラインを横から撮る形でスリット・カメラを設置して速度を自転車などの被写体の速度に合わせるだけです。フィルムを食いやすいのが難点ともいえるでしょう。

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