発売から数年で姿を消したディスクカメラの敗因とは

現在は音楽といえばmp3などパソコンやデジタルプレーヤーでの再生を考慮したものが多いですが一昔前はCDでした。CDの登場は1983年で、当時はとても画期的な商品であると注目されました。既存のレコードよりも磨り減ることが少なく、しかも小型で聞きやすく持ち運びやすい。ポータブルCDプレーヤーなどに対応している小ささも大きな魅力でした。

そんなCDと同じようにディスクを利用したのがディスクカメラです。ディスクカメラは普通のカメラと構造は変わりありませんがディスクフィルムによって撮影するというところが違います。ディスクフィルムはそれこそCDのような形で、薄さが特徴です。フィルムを既存のものよりも薄くすることでカメラ全体の厚みも減り、持ちやすくなりました。しかも既存のものよりもフィルム交換がしやすく、女性や子供でも簡単に出来るカメラということで突如彗星のように登場したのがディスクカメラでした。CD販売開始の1983年よりも1年前の1982年にディスクカメラは販売を開始しました。

そしてディスクカメラは彗星のようにわずか数年でどこの店でも見かけない代物になりました。現在では少数の愛好家が当時のディスクカメラを所蔵しているに留まっています。このようにディスクカメラの需要がなくなった敗因のひとつは画質にあるともいわれています。それまでのフィルムに比べて画質がやや劣るため、写真を愛好している方たちには受けなかったようです。また、既存の24枚撮りなどに比べるとディスクカメラは15枚撮りしか出来ないためディスクを余分に持ち歩くと結局は場所を取るという欠点もありました。

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